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どなたかご活用ください幅約40×マチ約10×高さ約34cm(持ち手含む)綿100% 持ち手/なら材 内ポケット付き 生産地・刺繍/神奈川県, 縫製/北海道+大阪府「点と線模様製作所」岡理恵子さんの模様作り点と線模様製作所を主宰する岡理恵子さんは、北海道を拠点に自然の風景や身近な動植物を題材とした模様作りをしています。北の地の圧倒的な四季の表情と向かい合い、ひたすら描きためた原画を「ひとつずつ整理しながら」模様にまとめていくのだそうです。『情景』を『模様』に置き換えていく仕事は、モチーフをイラストや絵として単体で描くこととは少し違って、それが使われる空間全体の中でどのように映るのかを意識しながら構図を考える作業だと言います。模様の原画は必ず手で描いたり、紙を切り貼りして作られます。「使う画材の質感を指先に感じ取りながら描くと、模様もそれによって変化しながら出来上がっていくのがわかります。」模様は生地の中で、同じパターンが必ず何度も繰り返されていくわけですが、そのことを『送り』と言います。線を引くのも、送りを付けるのも、できるだけパソコンなどの機械に頼らず、自分の手で行うことを大事にしています。「ここが模様作りのいちばんおもしろいところだし、手で作るからこそ生まれるパターンの味わいが、きっとあるはず。」と思うからです。それは、身の回りから見つけ出した感動が、繰り返されるパターンの中で色褪せるのではなく、何度も巡り来るパターンによって増幅されていくことにもつながっている気がします。学生時代に大きな影響を受けたウィリアム・モリス(※注1)が残した「暮らしの中でわたしたちの手に触れるものこそ美しく」という教えを忘れないように、「北国に暮らす者だからこそ発信できる模様の仕事を続けていきたい。」と力強く話す岡さんの姿をなんだか眩しく感じました。写真の刺繍生地は、「猫をモチーフにするのは初めて」と言いながら描き下ろしてくれた模様です。手描きのスケッチの陰影が損なわれないように、一針一針をランダムな方向に刺しながらゆっくりと時間をかけて出来上がるもの。機械刺繍とはいえ、職人さんの高い技術と豊かな感性が伴わなければできない、まさにテキスタイルデザイナーとしての岡さんと二人三脚で生まれた作品です。¥18,700
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綿100%
持ち手/なら材
内ポケット付き
生産地・刺繍/神奈川県,
縫製/北海道+大阪府
「点と線模様製作所」
岡理恵子さんの模様作り
点と線模様製作所を主宰する岡理恵子さんは、北海道を拠点に自然の風景や身近な動植物を題材とした模様作りをしています。北の地の圧倒的な四季の表情と向かい合い、ひたすら描きためた原画を「ひとつずつ整理しながら」模様にまとめていくのだそうです。『情景』を『模様』に置き換えていく仕事は、モチーフをイラストや絵として単体で描くこととは少し違って、それが使われる空間全体の中でどのように映るのかを意識しながら構図を考える作業だと言います。
模様の原画は必ず手で描いたり、紙を切り貼りして作られます。
「使う画材の質感を指先に感じ取りながら描くと、模様もそれによって変化しながら出来上がっていくのがわかります。」
模様は生地の中で、同じパターンが必ず何度も繰り返されていくわけですが、そのことを『送り』と言います。線を引くのも、送りを付けるのも、できるだけパソコンなどの機械に頼らず、自分の手で行うことを大事にしています。
「ここが模様作りのいちばんおもしろいところだし、手で作るからこそ生まれるパターンの味わいが、きっとあるはず。」と思うからです。
それは、身の回りから見つけ出した感動が、繰り返されるパターンの中で色褪せるのではなく、何度も巡り来るパターンによって増幅されていくことにもつながっている気がします。
学生時代に大きな影響を受けたウィリアム・モリス(※注1)が残した「暮らしの中でわたしたちの手に触れるものこそ美しく」という教えを忘れないように、「北国に暮らす者だからこそ発信できる模様の仕事を続けていきたい。」と力強く話す岡さんの姿をなんだか眩しく感じました。
写真の刺繍生地は、「猫をモチーフにするのは初めて」と言いながら描き下ろしてくれた模様です。手描きのスケッチの陰影が損なわれないように、一針一針をランダムな方向に刺しながらゆっくりと時間をかけて出来上がるもの。機械刺繍とはいえ、職人さんの高い技術と豊かな感性が伴わなければできない、まさにテキスタイルデザイナーとしての岡さんと二人三脚で生まれた作品です。
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