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与座信子作の正絹・草木染・手織の本場久米島紬、着尺です。 久米島紬は多様な絣模様や泥染めによる黒褐色が特徴で、琉球王国時代以来、伝統を保ち、手織りの技術が守られ、模様の選定から染め、織りまでを一人の職人が行います。「琉球絣」の中で、絹織物としての代表であり、手紡ぎによる紬の風合いは、身に着けたとき自然に体になじみ、あたたかく、また泥媒染による褐色の地色に浮き出る絣模様は、日本の絣の原態としての美しさを保持し続けています。 久米島紬を特色づけている黒に近い焦げ茶色は、自生する猿捕茨や車輪梅などの染料植物の煮液で糸をそれそれ何十回も染めて、好みの色合いまで染めと干しを根気強く繰り返した後、鉄分の多い島の泥で媒染、つまり泥染めして生まれるもの。落ち着きのある、渋みを帯びた気品漂う久米島紬独特の風合いが生まれます。 真綿から糸を紡ぎ、原図を基に糸を括り、染め、織り、最後には、柔らかな風合いと艶を出すために砧打ちをする・・・。一枚の布を織りあげるのに費やされる気の遠くなるような時間と労働。久米島では、これらすべての工程が昔ながらの素朴な手法で、しかも一人の人間の手によって行われます。だからこそ、色にも絣の組み合わせにも、一反一反、鮮やかな個性がにじみ出る。織り手作家の技術やセンスがものをいう織物ともいえます。 久米島紬本来の伝統的な色の反物は、島の植物と田泥によって百回近く染めを行うことで出る、黒味に染まった深い焦げ茶色が特徴です。着こなすほどに光沢が出ると言われ、独特な手織りの風合い、その染色の強さや織りの強さは、これまで末代物と呼ばれ高く評価されてきました。これは洗うたびに泥染め、草木染めの夾雑物が落とされること。また、泥染めで黒味に染まった地色は、黒褐色の地色の底に、グール、ティカチで染めた色が潜んでいて、着用することで次第にその色合いが表に現われて美しい色調を呈し、着るほどに渋味に艶が出るからでもあります。また、染色に負けないふっくらとした良質な絹を作り出す繭ならではの、細く紡いだ糸と、ひとりがじっくりと手間暇をかけて作り上げる、手仕事の妙が生みだす作品は、唯一無二のものです。久米島紬が醸す質朴な奥ゆかしさは絣本来の美しさを究極まで引き出し、砧打ちによる滑らかな光沢を持った布地は紡ぎ糸本来のしなやかさを味わうことができます。 寸法: 12m84㎝、幅38㎝
商品の情報
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久米島紬を特色づけている黒に近い焦げ茶色は、自生する猿捕茨や車輪梅などの染料植物の煮液で糸をそれそれ何十回も染めて、好みの色合いまで染めと干しを根気強く繰り返した後、鉄分の多い島の泥で媒染、つまり泥染めして生まれるもの。落ち着きのある、渋みを帯びた気品漂う久米島紬独特の風合いが生まれます。
真綿から糸を紡ぎ、原図を基に糸を括り、染め、織り、最後には、柔らかな風合いと艶を出すために砧打ちをする・・・。一枚の布を織りあげるのに費やされる気の遠くなるような時間と労働。久米島では、これらすべての工程が昔ながらの素朴な手法で、しかも一人の人間の手によって行われます。だからこそ、色にも絣の組み合わせにも、一反一反、鮮やかな個性がにじみ出る。織り手作家の技術やセンスがものをいう織物ともいえます。
久米島紬本来の伝統的な色の反物は、島の植物と田泥によって百回近く染めを行うことで出る、黒味に染まった深い焦げ茶色が特徴です。着こなすほどに光沢が出ると言われ、独特な手織りの風合い、その染色の強さや織りの強さは、これまで末代物と呼ばれ高く評価されてきました。これは洗うたびに泥染め、草木染めの夾雑物が落とされること。また、泥染めで黒味に染まった地色は、黒褐色の地色の底に、グール、ティカチで染めた色が潜んでいて、着用することで次第にその色合いが表に現われて美しい色調を呈し、着るほどに渋味に艶が出るからでもあります。また、染色に負けないふっくらとした良質な絹を作り出す繭ならではの、細く紡いだ糸と、ひとりがじっくりと手間暇をかけて作り上げる、手仕事の妙が生みだす作品は、唯一無二のものです。久米島紬が醸す質朴な奥ゆかしさは絣本来の美しさを究極まで引き出し、砧打ちによる滑らかな光沢を持った布地は紡ぎ糸本来のしなやかさを味わうことができます。
寸法: 12m84㎝、幅38㎝
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