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■画 題■ 「茶掛け 明歴々露堂々◆東福寺 塔頭 同聚院 西部文浄」 ■寸 法■ (約)幅 35.4cm× 丈 186.5cm・軸先寸 ■略 歴■ 西部文浄(にしべぶんじょう) 東福寺塔頭(たっちゅう)同聚院(どうじゅいん)元住職 大正14年 滋賀県彦根市 江国寺に生まれる。 昭和10年 福井県小浜市 高成治にて得度。 昭和26年 大谷大学卒業。南禅寺専門道場に掛塔(かとう)。 柴山全慶老師について参禅弁道(さんぜんべんどう) 昭和49年 京都市東山区 臨済宗東福寺塔頭同聚院住職に就任。 平成6年 遷化(せんげ)。 表装は良い状態です。本紙下部にシワあります。 こちらの茶掛け 明歴々露堂々 は、東福寺 塔頭 同聚院 西部文浄 老師の真筆の書でございます。 関防印は正法眼です。 軸先:木製 漆塗。 紙本:墨書。 箱書、落款があります。 付属品:共箱、タトウ箱付。 ~明歴々露堂々(めいれきれきろどうどう)とは?~ 「明歴々露堂々」とは「明らかにはっきりとあらわれていて、かくすところなど少しもない」という意味であります。 しかし、いったい、何物がそのように「明歴々露堂々」だというのであろうか。 一般に真理は高尚深遠なところに秘在すると考えられ、仏教の極致は何か神秘的なもののように思われているが、実はそれは「明歴々露堂々」たるものだ、ということであります。 宇宙の大生命、さらにいえば自然と人間とを貫く如是法(にょぜほう)は、路傍の雑草にも赤とんぼにも、総じて万物・万象の上に「明歴々」とあらわれ「露堂々」と顕露していて、少しもかくすところがないものであります。 ※芳賀幸四郎著「禅語の茶掛 一行物」より抜粋。
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■画 題■ 「茶掛け 明歴々露堂々◆東福寺 塔頭 同聚院 西部文浄」
■寸 法■ (約)幅 35.4cm× 丈 186.5cm・軸先寸
■略 歴■ 西部文浄(にしべぶんじょう)
東福寺塔頭(たっちゅう)同聚院(どうじゅいん)元住職
大正14年 滋賀県彦根市 江国寺に生まれる。
昭和10年 福井県小浜市 高成治にて得度。
昭和26年 大谷大学卒業。南禅寺専門道場に掛塔(かとう)。
柴山全慶老師について参禅弁道(さんぜんべんどう)
昭和49年 京都市東山区 臨済宗東福寺塔頭同聚院住職に就任。
平成6年 遷化(せんげ)。
表装は良い状態です。本紙下部にシワあります。
こちらの茶掛け 明歴々露堂々 は、東福寺 塔頭 同聚院 西部文浄 老師の真筆の書でございます。
関防印は正法眼です。
軸先:木製 漆塗。 紙本:墨書。 箱書、落款があります。
付属品:共箱、タトウ箱付。
~明歴々露堂々(めいれきれきろどうどう)とは?~
「明歴々露堂々」とは「明らかにはっきりとあらわれていて、かくすところなど少しもない」という意味であります。
しかし、いったい、何物がそのように「明歴々露堂々」だというのであろうか。
一般に真理は高尚深遠なところに秘在すると考えられ、仏教の極致は何か神秘的なもののように思われているが、実はそれは「明歴々露堂々」たるものだ、ということであります。
宇宙の大生命、さらにいえば自然と人間とを貫く如是法(にょぜほう)は、路傍の雑草にも赤とんぼにも、総じて万物・万象の上に「明歴々」とあらわれ「露堂々」と顕露していて、少しもかくすところがないものであります。
※芳賀幸四郎著「禅語の茶掛 一行物」より抜粋。
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